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AGCが増収増益、中東リスクの影響は軽微:製造マネジメントニュース(2/2 ページ)
AGCは、2026年12月期第2四半期の決算で、前年同期比で増収増益を達成したと発表した。円安効果に加え、東南アジアでの化学品事業などが業績をけん引した。
中東情勢の影響
中東情勢の影響に関して、2026年12月期の第2四半期では、調達ソースの多様化により、必要な原燃材料を確保し供給を維持した。原油/天然ガスなどのコスト上昇に対しては、価格調整を行った。
具体的には、エチレンやプロピレン、各種資材などの当面の必要量は確保済みだ。調達努力も継続しているという。しかし、これらの価格は第1四半期終盤から総じて上昇し高値で推移している。
販売数量については、化学製品の生産調整を一部実施も影響は軽微だ。また、建築用ガラスや化学製品を中心に、コスト上昇に伴う価格調整を継続している。
竹川氏は「第4四半期以降の情勢予測は困難ではあるが、現時点では通期全体業績への影響は引き続き軽微であると見込んでいる。原燃料の調達や製造販売面への影響は、適切な対策を講じ、安定供給の維持に努める」と述べた。
また、中東情勢悪化の影響が大きいエッセンシャルケミカルズ東南アジア事業では、東南アジアの堅調な需要拡大に対応すべく、増設したタイの設備が2026年に本格稼働している。
竹川氏は「原料は確保できており、操業は安定している。加えて、苛性ソーダ市況に対する中東情勢の影響は軽微で、塩化ビニールやエチレンスプレッドは第2四半期に改善している。引き続き、需要が堅調な東南アジアで生産するメリットを生かした販売戦略で収益改善に努める」と触れた。
なお、2026年12月期通期の業績見通しは、前回発表を据え置いた。
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