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使用済みLIBからニッケル・コバルト硫酸塩を回収するプロセスを開発:リサイクルニュース
DOWAエコシステムは、使用済みリチウムイオン電池(LIB)からニッケル・コバルト硫酸塩を回収するプロセスを開発し、実証試験を開始した。LIBに含まれるリチウム、ニッケル、コバルトの主要レアメタルを回収するリサイクルプロセスを構築した。
DOWAエコシステムは2026年6月30日、使用済みリチウムイオン電池(LIB)からニッケル・コバルト硫酸塩を回収するプロセスを開発したと発表した。正極材メーカーへの直接販売に向け、実証試験を開始した。
同社は、使用済みLIBからのブラックマス回収において、国内でも有数の実績を持つ。正極材原料のブラックマスからリチウムを炭酸リチウムとして回収し、実証実験により正極材用途への適用可能性を確認している。
今回新たに、使用済みLIBからニッケル・コバルト硫酸塩を回収するプロセスを開発。LIBに含まれるリチウム、ニッケル、コバルトの主要レアメタルを回収するリサイクルプロセスを構築した。これにより、欧州電池規則で2030年までに回収目標値が定められている、使用済みLIB中の全てのレアメタルの回収が可能となった。
LIBの正極材に欠かせないリチウムなどのレアメタルは、今後の需要増加に伴って獲得競争の激化が予想されており、使用済みLIBからのリサイクルが求められている。同社の回収プロセスは、独自のブラックマス回収技術とDOWAエレクトロニクスが持つ精製技術を連携させて確立した。
今後は、実証プラントの運転安定性や品質検証に加え、正極材メーカーへサンプルを提供して評価を進める。また国内だけでなく、DOWAグループの海外拠点への展開も検討する。
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