シャッター遠隔管理の基盤にIIJの産業向けIoTソリューションを採用:組み込み採用事例
インターネットイニシアティブ(IIJ)は、三和シヤッター工業のIoT管理サービスに「IIJ産業IoTセキュアリモートマネジメント」が採用されたと発表した。遠隔操作やデータ可視化により、設備運用の効率化と品質向上に貢献する。
インターネットイニシアティブ(IIJ)は2026年6月18日、同日より全国展開を開始する三和シヤッター工業のIoT(モノのインターネット)管理サービス「RemoSmaPro(リモスマプロ)」に、産業機械や工場設備をIoT化するソリューション「IIJ産業IoTセキュアリモートマネジメント」が採用されたと発表した。
近年、商業施設や工場などの設備向けシャッターでは、省人化対策や運用管理の効率化といった付加価値の向上が課題となっている。IIJは、三和シヤッター工業とIoTシャッターの共同開発を進め、遠隔管理やデータ分析を行うシステムを構築した。
採用されたソリューションは、IoTゲートウェイ機器からモバイル回線、データ収集および分析用のクラウド基盤、安全なネットワークまで、IoTプラットフォームに必要な各種機能をワンストップで包括的に提供する。オープンかつマルチベンダー対応なため、制御装置のメーカーに依存せず、既存の設備にも後付けが可能な柔軟性を備えている点が評価された。また、アプリケーション開発や運用の支援体制も選定の要因となった。
遠隔管理機能の活用によって、電動シャッターでは現地での開閉操作や確認操作の作業コストが大幅に削減される他、トラブル発生時には遠隔からの状況確認によってメンテナンスを効率化できる。蓄積した使用履歴の可視化は、適切な予防保全に役立つ。
さらに、工場や流通倉庫の開口部に導入される高速シートシャッターでは、開放状態を迅速に把握して開いたままの状態を防ぐ。これにより、粉じんや虫の侵入といった環境悪化を防止し、空調効率の低下を抑制してエネルギーコスト削減を支援する。
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