椿本チエインが事業者向けに電動アシスト付き3輪自転車「LA SI QUE」を販売へ:電動化
椿本チエインは、電動アシスト付き3輪自転車「LA SI QUE」の事業者向けの限定販売を2026年6月15日に開始すると発表した。販売価格は35万円から。
椿本チエインは2026年6月8日、電動アシスト付き3輪自転車「LA SI QUE」の事業者向けの限定販売を同月15日に開始すると発表した。同自転車は工場などの大規模敷地内での荷物運搬や観光地でのシェアリングといった用途を想定して事業者向けに展開し、「荷物の運搬」「移動」の2つの課題の同時解決を目指す。販売価格は35万円からだ。
椿本チエインは新事業の1つとして「ビジネスやレジャー、日常使いなど、様々なシーンで荷物を安定して運べる、快適な電動アシスト3輪自転車」をコンセプトに、プロトタイプを2023年4月に開発した。同社独自開発の後輪スイング機構を搭載することで、従来の3輪自転車と比較し、重量物搭載時でも安定した走行が可能な新しい小型モビリティとしてLA SI QUEの商品化を進めてきた。
LA SI QUEは3輪の安定感と2輪車のような自然な操舵(そうだ)性を組み合わせ、従来にはなかった滑らかな乗り心地を提供し、段差や傾斜などさまざまな路面状況で圧倒的な走行性能を実現した。積載重量は最大30kgであり、低重心で高強度な自転車最大の積載性を確保している。
ブレーキ方式は前輪にワイヤーVブレーキを、後輪に油圧ディスクブレーキを採用。後輪のブレーキロック機構がスタンド代わりになる構造となっている。
サイズは全長1730×全幅590mmで、タイヤサイズは前輪が20インチ、後輪が16インチである。充電時間は約4時間であり、走行距離はアシスト力強モード時に1充電で60km、エコモード時に1充電で230kmだ。なおオプションとして、前かご、フェンダー、荷台を選択できる。
LA SI QUEは、当面の間は事業者向けに数量限定で販売し、将来的に一般向けへの販売を計画している。また、荷物運搬用以外にも多彩な荷台バリエーションを商品化予定だ。なお、同製品は東京都新宿区で開催予定の「BICYCLE-E・MOBILITY CITY EXPO2026(会期:2026年6月10〜11日、場所:新宿住友ビル 三角広場)」に出展予定である。
椿本チエインは1917年にチェーンメーカーとして創業以来、搬送システムやモビリティ、モーションコントロールへと領域を拡大。「動かす」ことに関わるモノづくり企業として、さまざまな機械部品や自動車部品、これらを組み合わせた自動化システムを展開している。同社は今後もこれまでに培ってきた技術を活用して、新ビジネスを展開していく方針だ。
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