AI導入による業務変化を、開発エンジニアの87.1%がポジティブに評価:キャリアニュース(2/2 ページ)
TWOSTONE&Sonsは、AIを活用する開発エンジニアの業務変容に関する調査結果を発表した。AI導入で72.2%のエンジニアに新たな業務が発生していた。また、AI導入による業務変化を87.1%がポジティブに捉えていた。
AI導入後はプロジェクトの短期化、高速化が増加
AI導入後のプロジェクトの進め方については、「短期プロジェクトが増加した」(38.0%)が最多。次いで「プロジェクトの開発スピードが向上した」(36.1%)、「同時に複数プロジェクトを進めるケースが増加した」(34.3%)となった。
AI導入による自身の業務変化に対する受け止め方は、「非常にポジティブに捉えている」(30.6%)と「ややポジティブに捉えている」(56.5%)が合計で87.1%に達している。
ポジティブに捉えている理由としては、「単純作業や繰り返し作業から解放されたから」(59.6%)、「開発のスピードが上がり、生産性が向上したから」(54.3%)が上位を占めた。
ネガティブに捉えている層(合計11.1%)の理由には、「新しいスキルの習得が追い付かないと感じるから」(50.0%)や「自身の従来スキルの価値が下がるのではないかと不安だから」(50.0%)、「自分の仕事がいずれAIに置き換わるのではないかと感じるから」(41.7%)などが挙がっている。
AI時代に開発エンジニアに求められるスキルを尋ねると、「AI出力の正確性を評価、検証するスキル」(60.2%)が最多となった。次いで「上流工程の設計力(要件定義、アーキテクチャ設計など)」(43.5%)、「AIツール、AIエージェントを使いこなすスキル」(39.8%)となっている。
また、3年後の自身の職種や役割については、30.6%が「大きく変化していると思う」、51.9%が「ある程度変化していると思う」と回答した。
同社は今回の調査結果を受けて、AIは作業負荷を軽減する一方で開発の高速化を招き、エンジニアの役割を「コードを書く人」から「AI出力を評価、統合し品質を担保する人」へと変化させていると分析した。また、従来スキルの価値が低下する、新たなスキル習得に焦りを感じるというエンジニアの懸念に対応できるよう、企業にはAI出力のレビュー体制や品質基準の整備、上流工程を担える人材育成への投資が求められると結論づけている。
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