AI面接官に67.3%が好意的、課題は候補者を引き付ける魅力:キャリアニュース
ZEALSは、AI面接に関する意識調査レポートを公開した。社長やエース社員を再現したAI面接官に対して、67.3%が好意的な反応を示した。本音を話しやすい相手は対話型AIが53.2%で、人間の32.8%を上回った。
ZEALSは2026年5月18日、AI(人工知能)面接に関する意識調査レポート「AI面接が、候補者体験を変える。」を公開したと発表した。
同調査は、2026年4月5〜7日にかけてオンラインで実施したもので、AI面接経験者300人、未経験者300人、人事および採用担当者300人が回答している。
会社の社長やエース社員を再現したAIが面接官となり、候補者の質問に回答する、あるいは会社のありのままの価値観を語るといった体験に対して、どう感じるか尋ねたところ、67.3%が好意的な反応を示した。内訳は「温かみを感じる」が37.0%、「企業理解が深まり楽しみになる」が30.3%となっている。
また、AIと人間の面接官ではどちらが本音を話しやすいかと質問した。その結果、「高度な対話型AI」と回答した人が53.2%に上り、「人間の面接官」の32.8%を20ポイント以上上回った。面接の場では応募者が緊張したり遠慮したりして、自分の考えや価値観を話せないことがあるが、高度な対話型AIは、候補者の心理的な圧迫感を和らげる存在になり得ることがうかがえる。
従来のAI面接の課題は「無機質さ」「一方通行感」
一方で、従来のAI面接でストレスを感じた、違和感を覚えたという人もいた。最も多かった回答は「感情の読み取れない無機質な合成音声に不安を感じた」(43.0%)だった。次いで「自分の回答に対し、相づちや深掘りがなく、一方通行だと感じた」(34.7%)、「自分の意図が正しくくみ取られているのか確信が持てなかった」(26.8%)となっている。同社は、AI面接の課題は、AIの使用そのものではなく、対話の不自然さやリアリティー不足、候補者が自分らしく話せる余白がないことにあると分析している。
同社は今回の調査結果を受けて、AI面接の次の進化は単なる効率化にとどまらず、企業の魅力を伝えて候補者を引きつける「アトラクト強化」へと移行していくと結論づけている。
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