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採用活動のAI進化で書類選考の難易度上昇、企業の9割が「人間同士の対話」を重視キャリアニュース(1/2 ページ)

HERPが「AI時代の転職、採用に関するアンケート調査」の結果を発表した。AIによるマッチング精度が向上した場合でも、候補者一人一人と対話する必要性は残ると回答した企業が約9割を占めた。

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 HERPは2026年4月23日、「AI時代の転職、採用に関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は、同年3月にWebアンケート形式で実施したもので、採用業務に関わる採用担当者ら326人と、直近3年以内に就職や転職活動の経験がある求職者441人が回答している。

 初めに、採用業務に関わる担当者に対し、業務においてAI(人工知能)をどの程度活用しているか尋ねた。その結果、「頻繁に利用している」が31.0%、「時々利用している」が32.2%となった。

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採用業務においてAIをどの程度活用しているか(企業側)[クリックで拡大] 出所:HERP

 求職者にも同じ質問をしたところ、「頻繁に利用している」が33.8%、「時々利用している」が39.7%となった。企業側と求職者側でともにAI活用が進んでいることが分かった。

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採用業務においてAIをどの程度活用しているか(求職者側)[クリックで拡大] 出所:HERP

 また、求職者がAIを活用しているプロセスは「自己分析」(58.2%)が最多。次いで「情報収集」(56.6%)、「履歴書や職務経歴書の作成、添削」(46.7%)となった。

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就職、転職活動においてAIをどのプロセスで活用しているか[クリックで拡大] 出所:HERP

 応募書類の作成時に候補者がAIを活用することについてどう思うか、企業側の考えを尋ねると、13.2%が「良いと思う」、40.2%が「まあ良いと思う」と回答。合わせて半数以上が応募時のAI活用を肯定的に捉えていた。

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候補者が応募書類の作成時にAIを活用することについて[クリックで拡大] 出所:HERP

 次に、選考の各プロセスにおける企業のAI活用について求職者に尋ねたところ、「求人票の作成」「面接の日程調整や選考に関するFAQ対応」では「良いと思う」「まあ良いと思う」が合計で70%を超えた。

 一方で、「人間を介さないAI面接官による面接」「人間による面接後の、AIによる合否決定」では、「良くないと思う」「あまり良くないと思う」が合計で約30%に達している。

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選考の各プロセスにおける企業のAI活用について[クリックで拡大] 出所:HERP

 もし応募先企業が「人間の目を通さず、AIの判断のみで合否を決定していたらどう感じるか」に対しては、31.1%が「非常に抵抗がある」、44.2%が「やや抵抗がある」と答えた。AIの判断のみでの合否決定には依然抵抗感があることを示している。

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応募先企業が人間の目を通さず、AIの判断のみで合否を決定していたらどう感じるか[クリックで拡大] 出所:HERP

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