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がんの微小病変解析をより正確に、1台で核酸抽出から定量を自動処理する装置:医療機器ニュース
日立ハイテクは、Invivoscribeと共同で、核酸の抽出から濃縮、定量までを全自動で実施する装置を開発した。大容量検体に対応し、遺伝子解析データの品質向上に貢献する。
日立ハイテクは2026年4月16日、検体前処理に用いる定量機能付核酸抽出装置「PrepQuant System」をInvivoscribeと共同開発したと発表した。核酸の抽出から濃縮、定量まで、1台で自動処理する。米国では、同月より販売を開始した。
PrepQuant Systemは、従来は別々の装置や手作業で実施していたDNAとRNAの抽出、濃縮、定量のワークフローを統合した装置だ。2mlの血液や骨髄、8mlの血漿といった大容量検体の処理に対応している。これにより、治療後に体内に残る微量腫瘍を検出する手法であるがんの微小残存病変解析や、血漿などの液性検体から腫瘍由来生体分子を解析するリキッドバイオプシー研究において、解析データの精度と品質を向上できる。
同システムは、日立ハイテクが持つ自動化や計測、分析の基盤技術と、血液がん検査分野に強みを持つInvivoscribeの知見を融合して開発された。全自動化によって、医療や研究現場における作業負荷の低減と処理時間の短縮を同時に達成する。なお、同システムの使用目的は研究に限定されており、診断目的での使用はできない。
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