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マグネットで触れるだけ、振動値を5秒で判定する回転機振動チェッカーFAニュース

テイエルブイは、回転機の日常点検を効率化する回転機振動チェッカー「VibLight」を発表した。本体上部に外部マグネットを軽く接触させるだけで起動し、高精度3軸センサーにより測定から判定までを5秒で完了する。

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 テイエルブイは2026年4月9日、回転機の日常点検を効率化する、回転機振動チェッカー「VibLight」を発表した。

 VibLightは、ポンプやファン、モーターなどの回転機にマグネットなどで直接取り付ける据え置きタイプの測定器だ。本体上部に外部マグネットを軽く接触させるだけで起動し、測定から判定までをわずか5秒で完了する。

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回転機振動チェッカー「VibLight」 出所:テイエルブイ

 従来の振動計を用いた点検は、基準値との照合に専門知識を要するほか、ベテラン作業員の経験に基づく感覚に支えられてきた。VibLightは内部に高精度な3軸センサーを搭載し、X、Y、Z軸の合成値である振動速度の実効値(rms)を10〜1kHzの周波数帯域で測定する。

 測定結果は、ISO 20816の評価基準に基づき、青(良好)、黄(注意)、赤(危険)の3色のライト点滅によって表示されるため、現場の作業者は一目で機械の状態を把握できる。

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測定結果を3色のライトで表示 出所:テイエルブイ

 また、使用時のみ起動する省電力設計のため、1日1回の点検頻度であればバッテリー交換なしで10年間の稼働が可能だ。さらに本質安全防爆構造を採用しており、引火性ガスが発生する可能性のある過酷な現場など、幅広い環境での運用に対応する。

 取り付けはベース部の平面用マグネットによる設置のほか(曲面用はオプションで近日発売)、設置対象が非磁性の場合はマグネットを取り外してねじで固定することもできるため、既存設備にも容易に後付けできる。

 同社は、専門スキルに依存しない迅速な点検手法を提供することで、設備の老朽化や技術者不足に直面する製造現場の保全業務を支援する。

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