Stratasys、3Dプリント用途拡大に向け反り補正機能や複数の新材料を投入:3Dプリンタニュース
Stratasysは、3Dプリンタの用途拡大と造形品質向上に向けたソフトウェアと材料を導入する。測定データに基づいて反りを自動補正する機能や、過酷な環境に対応する航空宇宙グレードの新材料などを展開する。
Stratasys(ストラタシス)は2026年4月7日(現地時間)、アディティブ製造(積層造形)の普及を目的として、装置、ソフトウェア、材料の各分野で新製品を発表した。測定データを参照して造形時の反りを補正するソフトウェアや、航空宇宙および自動車業界向けの過酷な環境に耐える新材料を複数投入する。
ソフトウェア面では、造形データを最適化する「GrabCAD Print Pro」に新機能「Measurement-Based Warped Adaptive Modeling(WAM)」を追加した。この機能は、造形時に発生する反りを、測定寸法データに基づいて自動補正する。電気コネクタや精密治工具などの複雑な部品の造形精度を向上させ、作り直しにかかる工数を削減する。
造形データを最適化する「GrabCAD Print Pro」に新機能「Measurement-Based Warped Adaptive Modeling(WAM)」を追加[クリックで拡大] 出所:Stratasys
材料面では、FDM方式のプリンタ「F3300」向けに、航空宇宙グレードの「ULTEM 1010」フィラメントを投入した。同社のFDM方式製品のポートフォリオで最も低い熱膨張係数と優れた耐熱性を持ち、複合材用治工具の製作に適している。
この他、Originプリンタ向けに高温/高負荷に対応する「P3 Deflect 110」や、食品/製薬分野の規制に準拠した「Loctite 3D IND3785 Low Migration」を発売する。
また、耐久性に優れた試作材料「PolyJet ToughONE White」などを展開し、設計検証の加速を支援する。導入の障壁を低減し、生産ワークフロー全体におけるアディティブ製造の価値向上を目指す。
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