ソニー・ホンダは事業縮小も解散は選択せず「3社で協業の在り方を引き続き議論」:製造マネジメントニュース
ソ二ーグループとホンダ、両社が出資するソニー・ホンダモビリティ(SHM)は、SHMの事業を縮小することを決定したと発表した。この決定に伴い、SHMの従業員は、本人の希望を踏まえた上で原則として全員を両親会社などへ再配置する。
ソ二ーグループとホンダ、両社が出資するソニー・ホンダモビリティ(SHM)は2026年4月21日、SHMの事業を縮小することを決定したと発表した。この決定に伴い、SHMの従業員は、本人の希望を踏まえた上で原則として全員を両親会社などへ再配置する。
ホンダが同年3月12日に発表した四輪電動化戦略の見直しを受けて、SHMは同月25日にEV(電気自動車)「AFEELA」の第1弾モデル「AFEELA 1」と第2弾モデルの開発/発売中止を決定。その上で、SHMの設立趣旨に立ち返り、中長期的なSHMの在り方、モビリティの進化への貢献の可能性、事業の方向性について3社で協議/検討を行い、明確化した上で、なるべく早いタイミングで公表するとしていた。
その後3社で検討を重ねた結果、SHMの設立趣旨に基づいた商品やサービスの市場投入について、既存の枠組みの下では、短中期的に実現可能な手段を見いだすことが困難であるとの結論に至ったという。これを受け、当面は従来の体制を見直し、SHMの事業を縮小することを決定した。
「2022年9月のSHMの設立以来、ソニーグループとホンダの両社はそれぞれの技術や知見、開発力を持ち寄り、融合することで、新たなモビリティの価値創造に取り組んできました。現在も、モビリティの進化への貢献/リードという、設立時に両社が掲げた理念に変わりはありません。今後も、変化する事業環境を踏まえながら、来たる高度な運転支援システムが主流となる時代に向け、ソフトウェアを活用したユーザーの体験価値の創出に向けた協業の在り方について3社で引き続き議論を重ねてまいります」(ニュースリリースより抜粋)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
EVの開発中止を決めたソニー・ホンダ、今後は設立趣旨に立ち返り方向性の検討へ
ソニーグループ、ホンダ、ソニー・ホンダモビリティ(SHM)の3社は、SHMのEVの第1弾モデル「AFEELA 1」とSUVタイプの第2弾モデルの開発/発売を中止すると発表した。
ホンダが「断腸の思いで」EV3車種の開発を中止、四輪電動化戦略はHEV中心に転換
ホンダは、米国におけるEV需要の急減など事業環境の変化を踏まえた四輪電動化戦略の見直しの一環として、北米で生産を予定していたEV3車種「Honda 0 SUV」「Honda 0 Saloon」「Acura RSX」の開発/発売の中止などを決定したと発表。これにより、2025年度と2026年度の連結業績において合計で最大2兆5000億円の損失計上が見込まれるという。
ソニー・ホンダはVLMを用いたE2E方式のレベル4自動運転へ、車内を自由空間に
ソニー・ホンダモビリティは「CES 2026」の出展に併せて、第1弾モデル「AFEELA 1」の最新状況を紹介するとともに、新モデルのプロトタイプ「AFEELA Prototype 2026」を初公開した。将来的にはVLMを用いたE2E方式のレベル4自動運転を実現し、車内をエンターテインメントを楽しむ自由な空間に変えるという。
「ピザ2枚で足りるチーム」の集合体がソニーホンダのAFEELAをつくる
「AWS Summit Japan 2025」において、ソニー・ホンダモビリティ ネットワークサービス開発部のゼネラルマネジャーである高倉大樹氏と、同シニアマネジャーの鈴木克彦氏が講演し、車両とクラウドをシームレスに連携させる開発について紹介した。
ソニー・ホンダが独自検査施設「Quality Gate」を設立、生産品質の安定にも寄与
ソニー・ホンダモビリティは、量産車の第1弾モデルである「AFEELA 1」について生産ラインを使用した試作を実施したと発表した。併せて、独自の多角的な検査を追加で行う品質検査施設「Quality Gate」を設立したことも明らかにした。
ホンダのSDVは2026年から本格展開、ビークルOSと専用ECUを搭載
ホンダは電気自動車の「0シリーズ」のプロトタイプ2車種と、搭載予定のビークルOS「ASIMO OS」を発表した。
