ニュース
リニアマルチワイヤレス給電システム、移動中に複数受電部へ100W以上同時に:FAニュース
ビー・アンド・プラスは、リニア形状の送電部に複数の受電部が移動しながら給電できる「リニアマルチワイヤレス給電システム」を公開した。移動体への連続的な電力供給により断線や摩耗などを低減する。
ビー・アンド・プラスは2026年4月7日、リニア形状の送電部に対して複数の受電部が直線移動しながら非接触で同時給電できる「リニアマルチワイヤレス給電システム」を公開した。受電部1台当たり100W以上の電力を供給可能で、移動体への連続的な電力供給により断線や摩耗などを低減する。
同システムの送電部は1m以上の長さで構成され、その上を移動する1台から複数台の受電部に対して途切れることなく非接触で電力を伝送する。リニアコンベヤーモジュールなどとの親和性が高く、移動体上のセンサーやアクチュエーターに安定した電力を供給する。
出力電圧は5V、12V、24Vなど用途に合わせて設定できる。送電効率はシステム条件に応じて60〜90%を確保しており、省エネルギー性能と高出力を両立した。また、非接触の空間に異物が混入しても金属以外であれば給電動作に影響を与えない。
導入時のサポート体制も整えており、日本国内で送電電力が50Wを超える場合に義務付けられている高周波利用設備の設置許可申請については、同社が無料で代行する。これにより、ユーザー側の事務的な負担を軽減し、大電力ワイヤレス給電の円滑な導入を支援する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
移動体への非接触給電で製造現場を配線レスに、技術検証機を発売
Wireless Power Transferは「第11回スマート工場EXPO」において、移動体向け非接触給電装置「EleTape」を使ったデモンストレーションを披露した。
究極は人体拡張? 10m以上のワイヤレス給電で新たな世界を描くスタートアップの挑戦
米国スタンフォード大学発のスタートアップ企業エイターリンクは2022年9月21日、報道向けの説明会を開催し、同社の取り組みとマイクロ波ワイヤレス給電システム「AirPlug」の紹介を行った。
ワイヤレス給電センサーで空調費用26%減、エイターリンクがソリューションを発売
エイターリンクは、空間伝送型ワイヤレス給電ソリューション「AirPlug」の一般販売を2024年4月1日に開始すると発表した。
メンテナンス性向上へ、回転ユニット一体型リモートセンサー用ブラケットを販売
ビー・アンド・プラスは、回転ユニット一体型リモートセンサー「Aset」用ブラケットの販売を開始した。回転部へ設置することでケーブルの捻じれや断線などを防止するAsetの、ブラケットのみの提供に対応する。
回転部に給電可能な、リング形状電極の電界結合方式ワイヤレス給電ユニット
ビー・アンド・プラスは、リング形状電極を用いた電界結合方式ワイヤレス給電ユニットを開発した。リング形状にすることで回転用途に特化しており、回転部のセンサーなど、IoTデバイスに電源を供給できる。
垂直多関節6軸ロボット向けリングリモートシステム、断線リスクを解消
ビー・アンド・プラスは、垂直多関節6軸ロボット向けの「小型リングリモートシステム」の受注を開始した。ロボットアーム先端に取り付け、ワイヤレスで信号の伝送給電ができ、関節部分の断線リスクの解消に貢献する。


