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垂直多関節6軸ロボット向けリングリモートシステム、断線リスクを解消:産業用ロボット
ビー・アンド・プラスは、垂直多関節6軸ロボット向けの「小型リングリモートシステム」の受注を開始した。ロボットアーム先端に取り付け、ワイヤレスで信号の伝送給電ができ、関節部分の断線リスクの解消に貢献する。
ビー・アンド・プラスは2024年4月19日、垂直多関節6軸ロボット向けの「小型リングリモートシステム」の受注開始を発表した。生産設備の電気接点で起こるショート、摩耗、断線などの問題を解決し、信号と電力を同時にワイヤレスで伝送する。
同システムは、垂直多関節6軸ロボットのアーム先端に取り付けることで、ワイヤレスで信号の伝送と給電ができる。コンパクトなリング形状で簡単に取り付けができ、アーム先端の関節部分の回転による断線リスクの解消に貢献する。
直流3線式センサーに接続する伝送部と、24VDCの外部電源、外部制御機器と接続する出力部で構成され、出力部から伝送部にワイヤレスで電力を伝送し、伝送部からセンサーの検出信号をワイヤレスで出力部に伝送する。伝送距離は0〜2mmとなっている。
IP67の防塵(じん)、防水性能を備えたワイヤレスコネクターとして使用でき、ケーブル断線やスリップリングの電極摩耗などの問題を抱える現場への導入を図る。
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