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NPU搭載SoCでエッジAIの処理速度を15倍に高速化:人工知能ニュース
Nordic Semiconductorは、同社初となるNPU搭載のSoC「nRF54LM20B」を発表した。従来のCPU実行と比較してAIモデルの処理速度を最大15倍に高め、エネルギー効率も改善。小型バッテリー駆動デバイスでの高度なリアルタイムAI実装を可能にする。
Nordic Semiconductorは2026年3月10日、次世代の超低消費電力ポートフォリオを拡張し、同社初となるニューラルプロセッシング・ユニット(NPU)を統合したSoC「nRF54LM20B」を発表した。新製品はAI(人工知能)モデルの処理を大幅に高速化し、ウェアラブルや医療センサーなどのバッテリー駆動デバイスにおけるエッジAIの実用性を高める。量産開始は2026年4〜6月期を予定している。
nRF54LM20Bに搭載されたNPUは、TensorFlow LiteクラスのAIモデルを処理する際、Arm Cortex CPUでの実行と比較して最大15倍の高速化を達成。高頻度なセンサーデータ処理やオーディオ解析に最適化されている。
開発環境の利便性向上に向け、オンラインモデル生成ツール「Nordic Edge AI Lab」も提供。開発者は独自のデータセットをアップロードするだけで、デバイス上で実行可能な分類、回帰モデルを生成できる。
また、テキスト入力のみでカスタムのウェイクワードモデルを作成できる機能を備えており、従来必要だった数千件の音声サンプル収集の手間を省き、音声操作デバイスの開発コストを大幅に抑制する。現在、開発キット「nRF54LM20 DK」は販売代理店を通じて入手可能となっている。
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