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音声ガイドと15秒検温で迷わず計測、ユニバーサルデザイン体温計を開発医療機器ニュース

オムロン ヘルスケアは視覚障害者やシニア層の利便性を高めた音声ガイド付きの電子体温計を発売する。予測検温時間を約15秒まで短縮した他、電池が自動で起き上がる構造などを採用し、使いやすさを改善した。

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 オムロン ヘルスケアは2026年3月19日、視覚障害者やシニア層の利便性を高めた「オムロン 音声付電子体温計 MC-H700」を、同年5月21日に発売すると発表した。ユニバーサルデザインを採用した予測式体温計で、約15秒で検温が可能だ。価格は1万4000円(税抜き)で、日本視覚障害者団体連合を主な販売先とする。

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「オムロン音声付電子体温計 MC-H700」本体の外観 出所:オムロン ヘルスケア

 MC-H700は、2010年に発売した「MC-174V」の後継モデルとなる。日本視覚障害者団体連合と連携し、当事者の声を反映して開発された。

 最大の特徴は、予測式による約15秒の検温時間だ。検温開始から終了までの手順や測定結果を音声でガイドする機能を備え、測定終了時にはブザー音とともに数値を読み上げる。また、メモリ機能により、前回の測定結果も音声で知らせることが可能だ。

 本体のデザインや構造に改良を加え、ユーザビリティの向上を図った。収納ケースから本体を取り出すだけで自動的に電源が入り、収納するとオフになる設計を採用。操作ボタンは指が触れやすい位置に1つだけ配置し、触れるだけで本体の表裏を判別できる形状とした。

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触るだけで本体の表裏を判別できる[クリックで拡大] 出所:オムロン ヘルスケア

 電池交換を容易にするため、蓋を開けると電池が自動で起き上がる「電池起き上がり」構造を導入している。電池寿命は、約350回の予測検温に対応する。

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本体をケースから取り出すと自動で電源ONになる[クリックで拡大] 出所:オムロン ヘルスケア

 これらの機能により、見えづらさを抱える人や視力低下を感じる人など、全ての人が測りやすい体温計を可能にした。

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