ニュース
製造業のOTセキュリティを強化、企画から監視までトータル支援:製造ITニュース
オムロン フィールドエンジニアリングとマクニカは、製造業向けOTネットワークのセキュリティ強化に関する協業を開始した。企画設計から製品導入、運用、監視、対処までトータルソリューションを提供する。
オムロン フィールドエンジニアリング(OFE)とマクニカは2026年1月16日、製造業向けOT(運用技術)ネットワークのセキュリティ強化に関する協業を開始したと発表した。両社の強みを融合させ、専門人材の不足や古い機器の混在といったOT特有の課題解決を目指す。
今回の協業では、IoT(モノのインターネット)化やDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展に伴い拡大するサイバー攻撃のリスクに対応し、企画設計から製品導入、運用、監視、対処までを網羅するトータルソリューションを提供する。
OFEは、オムロングループの主要工場で培ったOTネットワークのコンサルティングや設計構築、保守運用のノウハウを提供。情報システム部門と製造部門の双方に寄り添った企画支援を行い、現場主義のネットワーク構築力を発揮する。
マクニカは、サイバーセキュリティに関する高度なインテリジェンスと専門人材、最先端のソリューションを投入し、脅威検知やインシデント対応の面で伴走支援を行う。
今後は、企業ごとに異なるOT環境や新たな攻撃手法に合わせ、柔軟かつ客観的なリスク把握に基づく網羅的な対策を支援する。組織や運用の高度化まで含めたサポートを通じて、最新のサイバー攻撃から日本の製造業を守るとともに、持続可能な社会の実現に貢献していく。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
セキュリティや環境対応など、モノづくり以外の取引条件の重みが増す2026年
セキュリティインシデントで工場やサプライチェーンが止まったり、新たな環境規制や環境情報開示が求められたりする中、これらへの対応が取引条件として加えられるケースが増えている。製造業にとって製品の性能や仕様以外の要求が増えることになるが、2026年は真剣な対応が求められる1年となりそうだ。
OTセキュリティを巡る3つの落とし穴〜Why OTセキュリティの共通認識と本質的How
本稿では、OTセキュリティにおける3つの落とし穴を通して、OTセキュリティのWhy(なぜ必要なのか)の共通認識と、勘所としてのHow(どのように進めるか)を解説します。
三菱電機がOTセキュリティ事業拡大に向け協業拡大、リモートアクセス技術に強み
三菱電機は米国のDispel LLCとOTセキュリティ事業拡大に向けマーケティングおよび技術開発の協業契約を締結したことを発表した。
ITだけじゃない。セキュリティの新分野「製品セキュリティ」とは
インターネットとつながるデジタル機器が普及してきた現在、サイバー攻撃の対象はPCやスマートフォンのようなIT分野だけではなくなってきた。本連載では、近年「製品セキュリティ」と呼ばれ始めたセキュリティの新分野に関する事象や考察を述べる。
不足するセキュリティ人材、本当に生成AIを活用してほしい人は?
「モノづくりに携わる人」だからこそ、もう無関心ではいられない情報セキュリティ対策の話。今回は、ビジネスの現場で急速に広がる「生成AI」の活用をテーマに、経営層から現場までが考えるべきリスクと可能性を取り上げます。
