環境配慮素材を家具や什器に応用 ソニーがミラノデザインウィーク2026に出展:デザインの力
ソニーグループは、「ミラノデザインウィーク2026」で、INTERNIが主催する「INTERNI MATERIAE」に出展する。環境配慮素材の用途と可能性を模索する「ESQUISSE―未来を描く素材―」として、家具やクッション、ラグを展示する。
ソニーグループは2026年3月23日、デザイン部門であるクリエイティブセンターが、イタリアで開催される「ミラノデザインウィーク2026」で、INTERNIが主催する「INTERNI MATERIAE」に出展すると発表した。ミラノ大学(Universita degli Studi di Milano)を会場に同年4月20〜30日に開催され、同社は環境配慮素材の多様な用途と新たな可能性を模索する「ESQUISSE―未来を描く素材―」を展示する。
同社は、長期環境計画「Road to Zero」のもと、2050年度までに環境負荷ゼロを目指している。環境に配慮した素材開発にも取り組んでおり、今回の展示ではそれらを用いた家具やクッション、ラグなどを制作し、展示する。
家具には、竹やサトウキビの搾りかす、リサイクルペーパーを原料とする紙素材「オリジナルブレンドマテリアル」を使用する。繊維のサイズや形態を変えることで、さまざまなものに変化させられるという特性を生かし、熱と圧力でプレスして製作した圧縮板や細いひもを家具や展示什器に応用している。また、トウモロコシの茎や小麦の茎を原料とする植物由来のバインダーを新たに開発し、圧縮板の成形に用いる。
クッションとラグには、米のもみ殻を原料とする多孔質カーボン素材「Triporous(トリポーラス)」を用いている。同素材は、特許を取得した微細構造を持ち、水や空気の浄化などに応用できるバイオマス資源だ。
さらに、ミラノを拠点とする「伊藤節&伊藤志信/Setsu & Shinobu Ito」がデザインした家具も展示する。
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