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AIエージェントが図面を読み取り3D化、寸法精度を確保するWebアプリメカ設計ニュース

renueは、2D図面から3Dモデルを生成する、Webアプリケーション「Drawing Agent」を開発した。AIエージェントが寸法や形状を読み取ることで、製造業に必要な寸法精度を確保する。

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 renueは2026年3月6日、2D図面画像から3Dモデルを生成する、Webアプリケーション「Drawing Agent」を開発したと発表した。AI(人工知能)エージェントが図面から寸法や形状を読み取って、CADコードを生成して実行する。CADオペレーターのスキルに依存せず、3Dデータを数分で入手できる。

「Drawing Agent」のイメージ
「Drawing Agent」のイメージ[クリックで拡大] 出所:renue

 Drawing Agentは、従来の3D生成AIにおける寸法精度を改善し、製造業に必要な精度を確保した。一般的な生成AIの出力であるポリゴンメッシュによる近似形状とは異なり、図面上の寸法値や公差、形状指示を解析して、PythonのCADコードを生成する。

CADコード生成のイメージ
CADコード生成のイメージ[クリックで拡大] 出所:renue

 ユーザーの操作は、Webブラウザ上で図面ファイルをドラッグ&ドロップするだけで完結し、処理過程をリアルタイムに表示する。生成したモデルの品質は、図面と照合しながら品質スコアが基準に達するまで最大10回修正できる。完成したモデルは、GLBやSTL形式で利用できる。

品質検証のイメージ
品質検証のイメージ[クリックで拡大] 出所:renue

 2D図面資産を3D化する作業は、1件当たり数時間から1日以上を要していた。同システムは、月間100件の図面処理で約400時間の工数削減を見込んでいる。今後、組立図への対応、STEPやIGES形式への出力、製造情報の付与機能などの開発を計画している。

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