カメレオンコードとカメラを活用する椿本チエインの製造業DXソリューション:製造ITニュース
椿本チエインは、カメレオンコードとカメラを活用して現場作業員の動きを可視化するDXソリューション「OPERIS」の販売を開始した。作業の偏りやボトルネックの特定を容易にし、業務効率化を支援する。
椿本チエインは2026年3月3日、カメレオンコードとカメラを活用して製造現場作業員の動きを可視化するDX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューション「OPERIS」の販売を開始した。価格は450万円〜で別途保守ライセンス費用が必要となる。
OPERISは、1つのコードに複数の情報を同時に埋め込める次世代カラーバーコードであるカメレオンコードを作業者の装備品に取り付け、工場内に設置した複数のカメラで認識するシステムだ。独自の認識技術により、作業者の滞在時間や移動経路といった作業情報をデータ化する。オプション機能として、積層表示灯に後付けするシグナルウォッチャーを介した設備稼働状況の把握も可能で、人と設備の動きを管理できる。
主な機能として、作業状況を一目で把握できる作業場所ガントチャートや、熟練者の動きと現状を比較できるガントチャート比較を備える。また、期間を指定して人やエリアごとの滞在時間を自動集計するデータ分析機能により、作業の偏りやボトルネックの特定を容易にする。これらにより、稼働率が上がらないラインの要因特定や、新設ラインの改善検討といった業務効率化を支援する。
さらに、OPERISは整備熟練者の技術承継や作業者教育の研修などにも活用できるため、製造現場の多様な課題解決に寄与する。
標準的な構成には、OPERIS本体、100件分のカメレオンコードID、カメラ4台、LANアダプター、PoE HUBが含まれる。納期は受注後1.5カ月程度を想定している。
同社は京田辺工場(京都府京田辺市)にてOPERISの実証をしており、その実績を基に顧客の生産性向上と安全な環境づくりを支援する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
チェーンコンベヤーの予兆保全や状態監視に、椿本が“たるみ”を見るセンサー
椿本チエインは「FOOMA JAPAN 2025」において、チェーンコンベヤー監視システムを参考出展した。
“こんな場所も手が届く”手術ロボットなどで活用を目指す椿本の極小チェーン
椿本チエインは「FOOMA JAPAN 2024」において、世界最小ピッチ(同社調べ)の超小型チェーン「RS6-SS」を使ったデモンストレーションを披露した。
モビリティ事業の次世代商品へ、椿本チエインの電動アシスト3輪自転車
椿本チエインは「国際物流総合展2024」において、開発中の電動アシスト三輪自転車「LA SI QUE(らしく)」を出展した。
五重塔のアーキテクチャに学べ! 日本の製造業DXの勝ち筋は保守サービスにあり
製造業のバリューチェーンを10のプロセスに分け、DXを進める上で起こりがちな課題と解決へのアプローチを紹介する本連載。第10回は、日本の製造業DXの勝ち筋になり得る「保守サービス」について解説する。
IoTを軸に製造業DXを進める4つのステージ、そしてはじめの一歩
製造業でも求められるようになっているDX(デジタルトランスフォーメーション)。本稿では、IoTを軸とした製造業におけるDXの進め方を4つのステージに分けて解説する。また、製造業DXのはじめの一歩となるIoTで効果を得るための2つのポイントも紹介する。
製造業DXに欠かせないPLMとBOM、しっかり説明できますか?
本連載では製造業DXの成否において重要な鍵を握るPLM/BOMを中心に、DXと従来型IT導入における違いや、DX時代のPLM/BOM導入はいかにあるべきかを考察していく。第1回は「PLM、BOMとは何か」をまずは説明する。


