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グループ最大規模へ、ロストワックス新工場が初進出のベトナムに完成:工場ニュース
キャステムは、ベトナム北部にロストワックス精密鋳造の工場を新設した。グループ初のベトナム進出であり、7カ所目の海外生産拠点となる。2028年の第2期工事完了後はグループ最大規模の拠点となる計画だ。
キャステムおよびキャステムベトナムは2026年1月19日、ベトナム北部クアンニン省に建設していた工場が完成した。同グループにとって7カ所目の海外生産拠点となり、ベトナム進出は今回が初。2028年完成予定の第2期工事を経て、グループ最大規模の生産拠点となる予定だ。
新工場は、生産能力の向上と納期短縮を目的に、主要事業のロストワックス精密鋳造の新たな拠点としてベトナムに選定された。アマタシティハロン工業団地内に位置し、敷地面積は2万m2。第1期工事として総面積9239.13m2の建物が完成した。総投資額は、第2期分を含め30億円を見込む。初期の生産能力は月産25万個だが、設備追加により月産40万個まで引き上げる計画だ。2026年5月末までの量産開始を予定している。
新工場では、半導体関連や精密機器、建機関連向けの精密鋳造部品を製造する。設備面では、高周波溶解炉や熱処理炉、アルミ溶解電気炉、マシニングセンターなどを備えた一貫生産ラインを構築。第2期工事では機械加工専用棟を新設し、最終的な鋳造能力は月産100万個まで拡大する予定だ。
従業員数は2030年ごろまでに約450人、最終的には約1000人の採用を予定している。今後は新拠点での量産を通じて、素形材業界における競争力をさらに高めていく方針だ。
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