多目的電動台車のイノベーション拠点をインドに設立:電動化
スズキのインド子会社Suzuki R&D Center Indiaは、インド/グジャラート州の国際自動車センター内に多目的電動台車のイノベーション拠点を設立した。
スズキのインド子会社Suzuki R&D Center India(SRDI)は2026年1月14日、International Automobile Center of Excellence(国際自動車センター、iACE)内に多目的電動台車の共創拠点「Suzuki e-Micromobility Innovation Lab for Ecosystem(SMILE)」の設立を発表した。所在地はインド/グジャラート州。
SMILEは、2024年12月24日にiACEとSRDIが締結した「Project VmeM」の覚書をもとに創設された。スズキが日本国内向けに「MITRA」の名称で発表した多目的電動台車「VmeM(Versatile micro e-Mobility)」の車両製造技術とインドのスタートアップの先端技術を融合させ、インド国内のさまざまな産業におけるインフラ分野への実装を目指す。
グジャラート州ラジコートで1月11〜12日に開催された「バイブラント・グジャラート」にてSMILEの設立が発表され、「VmeM」も展示された。また、2026年1月13日にグジャラート州ガンディナガルにあるiACEにおいてSMILEの開所式を行った。
iACEは、2015年にグジャラート州政府とマルチ/スズキ/インディアが合弁で創設したグジャラート州を拠点に学生や産業関係者の訓練と技能開発を促進する教育/イノベーション機関だ。これまで生産技術、自動車設計分野、モビリティシステムなどの500超の企業/団体から参加した1万人以上の人材に対し、自動車産業における次世代の専門家を養成することを目的に教育や研修を実施している。
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