ニュース
ダイキン工業がデータセンター空調の開発強化へ1億6300万ドル投資、米に新設備:製造マネジメントニュース
ダイキン工業の米国子会社Daikin Applied Americasは、データセンター向け空調技術の開発強化を目指し、1億6300万ドルを投じて開発試験設備を建設する。ハイパースケール環境に対応した冷却技術の開発を加速させる。
ダイキン工業は2025年12月10日、米国子会社のDaikin Applied Americasが、ミネソタ州ミネアポリスの本社敷地内に最新鋭の開発試験設備を建設するため、1億6300万ドル(約254億円)を投資すると発表した。新設する施設は延べ約6600m2で、2027年の稼働開始を予定している。
新施設は、合計13室の試験室を備え、そのうち9室はすでに段階的に試運転を開始している。高負荷環境を模擬できる試験能力を有しており、データセンター冷却の新技術開発を強化する。また、4つの試験室では、2次側機器の次世代技術開発にも焦点を置く。
これにより、急速に変化する環境要求に応える先進技術を迅速に提供できる体制を整える。米国での生産や人材育成へのコミットメントも強化し、エンジニアや技術者の育成拠点としても機能させることで、次世代冷却技術の開発力を高めていく。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ダイキン工業、AIデータセンター冷却技術で米国企業を連続で買収
ダイキン工業の米子会社Daikin Applied Americasが、Chilldyneを買収した。AIデータセンター向けの液体冷却技術を獲得し、高効率かつ高信頼の冷却ソリューションを拡充した。
ダイキン工業が米企業の買収により、AIデータセンターの冷却技術を強化
ダイキン工業は、サーバラック単位の個別冷却技術に強みを持つDynamic Data Centers Solutionsの買収に基本合意した。買収により、AIデータセンター向けのトータルソリューションを強化する。
ダイキンがサウジアラビアで新工場建設開始、中東地域の冷却需要に対応
ダイキン工業は、サウジアラビアで大型業務用空調機器「チラー」を生産する新工場の建設を開始した。「市場最寄化戦略」の強化と製品ラインアップの拡大を図り、中東地域で拡大する冷却需要に対応する。
2028年度までに3倍に、パナソニック エナジーはAIデータセンター向け電源に勝機
パナソニックグループは「Panasonic Group IR Day 2025」を開催し、同グループが注力する「ソリューション領域」で成果を残している3つの事業の戦略について説明した。前編で基本的な考え方と、AIデータセンター向けソリューションで実績を伸ばすパナソニックエナジーの取り組みについて取り上げる。
三菱電機と鴻海精密工業、協業でAIデータセンター向けソリューションをグローバル供給【訂正あり】
三菱電機は、鴻海精密工業と協業覚書を締結した。両社の製造技術とデジタルソリューションを融合させ、高効率かつ信頼性に優れたAIデータセンター向けソリューションをグローバルに供給する。
