増殖する多目的電動台車軍団だけじゃない、国際ロボット展のスズキは一味違う
2025年12月3〜6日に東京ビッグサイトで開催されていた「2025国際ロボット展」を取材してきました。中国で開発が進むヒューマノイドが多数展示されるなど多くの来場者でにぎわう中で、私が注目していたのは自動車/二輪車メーカーであるスズキでした。
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スズキの自動走行システムは「小少軽短美」を実現、センサーも自律制御も不要
スズキは、「2025国際ロボット展」において、開発中の「モビリティ連携基盤」を用いたインフラ管制自動走行システムのデモンストレーションを披露した。
超電導リニアのドクターイエローはロボットに? 試作機「Minervα」を開発
JR東海とスズキ、パナソニック アドバンストテクノロジー(PAD)の3社は、超電導リニアの設備検査ロボットの試作機「Minervα(ミネルヴァ)」を開発したと発表した。2026年2月から山梨リニア実験線で機能性の確認を始め現地検証を行い、実用化を目指す。
10年先に向けたスズキの技術戦略、「100kg軽量化」にめど
スズキは10年先に向けた技術開発についてまとめた「技術戦略2025」を発表した。2024年に発表した技術戦略の進捗を明らかにした他、CO2を回収/活用する「カーボンネガティブ」に取り組む方針を示した。
ハードなテストを乗り越えるセニアカーが「ロボットの足」に、今後はIoTも
スズキが開発する「ロボットの足」が各地を走り始めた。除雪作業、農業、配送、土木建築、資材の運搬など、さまざまな用途でロボットの足となる「電動モビリティベースユニット」を提供。パートナー企業の協力の下、電動モビリティベースユニットの事業化に向けた実証走行を重ねている。
足回りで強みを発揮し上物は共創で、新たなモビリティの形を訴求するスズキ
スズキは、最先端テクノロジーの展示会である「CES 2025」で、長年培った走行技術を核としつつ、新たなビジネス創出を目指した仲間づくりを推進。Applied Electric Vehiclesなどとの協業例を示しつつ、新たなモビリティに向けた共創を訴えた。