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安川がマシンコントローラー向け追加モジュール、EtherNet/IP通信などFAニュース

安川電機は、マシンコントローラー「MPX1000」シリーズに、「MPX1310」オプションモジュール搭載モデルとオプションモジュール8種を追加した。システム構築や機能拡張など、さまざまな装置の要求に対応可能になる。

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 安川電機は2025年10月30日、マシンコントローラー「MPX1000」シリーズに、「MPX1310」オプションモジュール搭載モデルとオプションモジュール8種を追加した。フィールドネットワーク接続によるシステム構築や機能拡張など、さまざまな装置の要求に対応可能になる。なお同製品は、同年11月19〜21日に東京ビッグサイトで開催される「IIFES 2025」に出展される予定だ(東4ホール、小間番号4-02)。

 MPX1310は、同社のI/O製品「SLIO I/O」シリーズに直接接続できる他、「MECHATROLINK-4」など各種ネットワーク対応のバスカプラを利用してリモートI/Oとして分散配置できる。また、通信用オプションモジュールを搭載することで、EtherNet/IPやPROFINET、CC-Link IEフィールドなどのネットワークに対応し、周辺機器との情報連携を拡充できる。

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マシンコントローラー「MPX1310」オプションモジュール搭載モデル(左:1オプションスロット、右:3オプションスロット)[クリックで拡大] 出所:安川電機

 オプションモジュールは通信系とカウンタ系を用意。EtherNet/IP通信モジュール「CM-EI01M」、PROFINET IOデバイスモジュール「CM-PN02M」などの通信モジュール、最大周波数16MHz(4逓倍)まで対応するカウンタモジュール「PI-01CM」などがラインアップに加わった。装置の規模や電源環境に合わせて最適な構成を選択できるため、ユーザーの装置機能と付加価値の向上に寄与する。

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マシンコントローラー「MPX1310」専用オプションモジュール[クリックで拡大] 出所:安川電機

 MPX1310は、半導体製造装置や電子部品組み立て機、金属加工機械、二次電池製造装置など、高速で高応答の制御同期を求められる装置や多軸制御を要する装置への適用を想定している。

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