コラム
花王が歯磨き粉に「温活」を取り入れたワケ、体験会で思ったこと:素材/化学メルマガ 編集後記
今回は、温感持続処方で磨くだけで約40℃の温感が広がる歯磨き粉「ディープクリーン 薬用温感ハミガキ」について、つらつら語っています。
10月に突入し、暑さも少し落ち着きましたが、日差しを浴びるとまだまだ残暑が厳しいなと思います。そんな中、花王が2025年9月25日に東京都内で開いた記者会見を取材させてもらいました。この記者会見では、世界初となる温感持続処方で磨くだけで約40℃の温感が広がる歯磨き粉「ディープクリーン 薬用温感ハミガキ」を2025年10月4日に発売すると発表されました。今回は同製品のこぼれ話について紹介します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
磨くだけで40℃の温かさが口内に広がる歯磨き粉が「歯ぐきの悩み」を救うワケ
歯を磨くだけでじんわりと温かさが広がる歯磨き粉が登場した。花王が開発した「ディープクリーン 薬用温感ハミガキ」だ。約40℃の温感で歯ぐきをケアするというユニークな製品で、40代以上の女性の4割以上が抱えるという「歯ぐきの悩み」にアプローチするために開発された。滑る表面が持続する水系離型剤を発売、セルロースナノファイバーを活用
花王は、ゴムや樹脂製品の製造工程において、型枠から製品を容易に取り外せる水系離型剤「ルナフロー RA」を発売する。バイオマス素材のセルロースナノファイバーを材料とし、高い離型性と持続性を持つ。耐光インキを用いた水性フレキソ印刷パッケージ開発 CO2排出量を7%減
TOPPANは、製造時のCO2排出量や残留溶剤を削減できる「水性フレキソ印刷」と、耐光性があるインキを用いたパッケージを開発した。花王の新たな“道しるべ”となるか、PFNと仮想人体生成モデルを共同開発
花王とPreferred Networks(PFN)は「仮想人体生成モデル」を開発した。健康診断などで得られる身体データから、ライフスタイルや性格傾向、嗜好性、ストレス状態など1600以上の項目を網羅し、ある項目のデータを入力すると別の項目の推定データを出力できる。花王は同モデルをAPI経由で提供する新規デジタル基盤事業の準備を進める方針だ。AIと数理最適化技術を活用、販売店巡回計画の自動立案システムを花王が導入
日立製作所と花王は、AIおよび数理最適化技術を活用し、販売店巡回計画を自動立案するシステムを構築した。