3代目「コペン」はきっとダイハツの救世主になってくれる
2025年9月29日、ダイハツ工業が軽オープンスポーツカー「COPEN(コペン)」の現行モデルを2026年8月末で生産終了すると発表しました。現行の2代目モデルの発売が2014年6月ですから、10年以上の間さまざまな改良や派生車種の開発が続けられてきたことになります。MONOistでは、発売前の段階からこの2代目コペンが志向している自動車という製品の在り方に注目しており、さらには発売後に継続して行われていたさまざまな仕掛けを追いかけていたこともあって強い思い入れがあります。
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「KOPEN」はモノづくりの新しい仕組みのアイコンとなるのか(前編)
ダイハツ工業の軽スポーツカーのコンセプトモデル「KOPEN」は、ボディに用いる樹脂外板の“着せ替え”ができることに加えて、その樹脂外板のデータを一般公開する方針によって注目を集めている。プロダクトデザイナーの林田浩一氏が、KOPENのデザイン担当者である和田広文氏へのインタビューを通して、その狙いを読み解く。「KOPEN」はモノづくりの新しい仕組みのアイコンとなるのか(後編)
樹脂外板をスマートフォンケースのように“着せ替え”られる、ダイハツ工業の軽スポーツカーのコンセプトモデル「KOPEN」。このKOPENが生み出そうとしている「モノづくりの新しい仕組み」について、プロダクトデザイナーの林田浩一氏による分析と提言をお届けする。新型「コペン」は「走る楽しさ」と「持つ喜び」を追求、価格も200万円以下に
ダイハツ工業は、2014年6月に発売予定の新型軽オープンスポーツカー「COPEN(コペン)」の新技術として、「走る楽しさ」を支える高剛性のボディ骨格「D-Frame」と、「持つ喜び」を実現する樹脂外板の着せ替えが可能な「DRESSFORMATION」などを発表。価格も税込みで200万円以下を目指しているという。新型「コペン」、成功の鍵は「自分らしさの表現」にあり
ダイハツ工業は、軽オープンスポーツカー「コペン」をフルモデルチェンジすると発表した。新型コペンは、樹脂外板の着せ替えによって「自分らしさの表現」が可能なことを特徴としている。同社は、この「自分らしさの表現」をサポートすべく、さまざま施策を展開する予定である。新型「コペン」の樹脂外板関連の設計データ、ダイハツが一般ユーザーにも提供へ
ダイハツ工業は、2014年前半に発売予定の軽オープンスポーツカー「コペン」に用いる樹脂外板関連の設計データを、アフターパーツメーカーのみならず一般ユーザーにも提供する方針を明らかにした。「コペン」の着せ替えパーツが3Dプリンタで作れる「Effect Skin」とは
ダイハツ工業が、2人乗り軽スポーツ「コペン」の“第3のモデル”「CERO(セロ)」を発表した会見では、コペンの最大の特徴である樹脂外板の着せ替えを中心とした「DRESS-FORMATION」の新たな展開が明らかになった。「コペンは何としても作り続ける」、20周年を迎えてダイハツが意気込む
ダイハツ工業は2022年6月19日、軽オープンスポーツカー「コペン」の20周年に合わせた取り組みを発表した。同社は2002年6月にコペンの初代モデルを発売。2014年6月にフルモデルチェンジし、「ローブ」「エクスプレイ」「セロ」といったモデルを追加した。着せ替え可能なドレスパーツも展開している。2019年10月には、トヨタ自動車と協力して、コペンのGR SPORTモデルも発売した。