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ドイツにR&D拠点を新設、欧州自動車向けにサウンド製品を開発:製造マネジメントニュース
パイオニアは、2025年1月に新たな研究開発拠点として「パイオニア・ヨーロッパR&Dセンター」を独ヘッセン州(ヴェッツラー)に開設した。
パイオニアは2025年2月6日、2025年1月に新たな研究開発拠点として「パイオニア・ヨーロッパR&Dセンター」をドイツのヘッセン州ヴェッツラーに開設したと発表した。
同拠点では、欧州自動車メーカー向けに、主にサウンド製品の研究開発を進める。同社は、同社のサウンドに関する技術や知見を活用し、顧客のニーズに合致したサウンドシステムを開発、新たな価値として提供し、自動車メーカー向けビジネスのさらなる強化を図る。
同社は、今回の拠点設置により、欧州の自動車メーカーを対象として開発やサービスの提供を迅速に行える体制を構築した。今後、同拠点を核として、グローバル向けに同社のサウンドに関連する技術やノウハウを生かした最適な提案を行いたいとしている。
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