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ヤンマーHDが「CADDi Drawer」導入 図面の標準化や設計の流用化などに寄与:製造IT導入事例
ヤンマーホールディングスは、キャディの図面データ活用クラウド「CADDi Drawer」を導入した。蓄積した図面などのデータを検索、利活用できるサービスで、図面の標準化や設計の流用化などに寄与する。
キャディは2024年12月4日、ヤンマーホールディングスが同社の図面データ活用クラウド「CADDi Drawer」を導入したと発表した。
CADDi Drawerは、蓄積した図面などのデータを検索、利活用できるサービスだ。図面に記載された寸法やテキスト、記号といった情報を自動で読み取り、構造化したデータとして保存。独自のアルゴリズムを用いてデータ解析し、2次元の図面に描かれた形状の特徴をベースに、3次元での類似性の高低を判定して図面を探しだす類似図面検索機能を備えている。
ヤンマーホールディングスでは、図面やBOMを管理するPDMや、購買情報を管理するEDIといったシステムが個々にデータを最適化しており、連携が取れていない点が課題となっていた。
このため、同社の事業会社1社にてCADDi Drawerを半年かけて検証。バリューチェーンの各部門にて業務を効率化できることを確認した。図面の標準化や設計の流用化、コスト意識の向上などが期待できる。今後は事業会社にて本格的な導入を進めるほか、他事業への展開も目指す。
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