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10秒で装着、ネック部と熱交換部を一体化したネッククーラーを発売:医療機器ニュース
富士通ゼネラルは、外部温度に対して、最大−20℃の冷却能力を持つネッククーラー「ウェアラブルエアコン」の次世代モデルを発売した。冷却ネック部と水冷式熱交換部を一体化したチューブレス設計で、装着時間を10秒に短縮した。
富士通ゼネラルは2024年12月5日、外部温度に対して、最大−20℃の冷却能力を持つネッククーラー「ウェアラブルエアコン」の次世代モデルの予約受注を開始した。メーカー希望価格は6万円(税別)で、2025年3月31日までの申し込みは早割価格4万5000円(税別)となる。販売開始は、同年春を予定する。
同社のウェアラブルエアコンは、首に装着して頸部を冷やすネッククーラーで、内蔵の熱交換部でペルチェ素子から発生する熱を水に放熱する。今回発売する次世代モデルは、2021年に提供を開始した「コモドギア」をコンパクトにしたものとなる。
新モデルでは、これまで分離していた冷却ネック部と水冷式熱交換部を一体化。チューブレス設計で、腰に巻いていた熱交換部の装着が不要となり、装着時間が30秒から10秒に短縮した。部品点数を削減したことで、約50%軽量化している。
消費電力は5〜20Wと省エネでありながら、外部温度差最大−20℃の冷却性能を発揮する。推奨使用温度範囲は5〜40℃で、外付けのリチウムイオン電池で駆動する。暖房機能も搭載しており、寒冷時にも使用できる。
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