ニュース
企業の調達、購買組織を多角的な視点で評価する診断サービス提供:製造マネジメントニュース
クニエは、企業の調達、購買組織を多角的な視点で評価、数値化し、他社ベンチマークと比較した上で改善すべき課題を明確にする「ダイナミックSCM 調達診断サービス」を提供する。
クニエは2024年11月7日、現状の課題を明確化する「ダイナミックSCM 調達診断サービス」の提供を開始した。企業の調達、購買組織を多角的な視点で評価、数値化し、他社ベンチマークと比較した上で改善すべき課題を明確にする。
「調達戦略・方針」「サプライヤマネジメント」「組織・人材」「サスティナビリティ」など、同社独自の8つの評価軸と62の評価要素で企業の調達、購買組織における現状を分析し、その結果を数値化する。戦略的調達や購買組織を実現するため、これを基に優先的に改善すべきポイントを明確にする。
評価項目には、今後より重視すべきサステナビリティの観点や、サプライチェーン全体に求められる戦略的な調達要素が含まれる。調達や購買に加え、同社が得意とする予算や計画、S&OP(Sales and Operations Planning)といった多角的な視点で診断するのが特徴だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 国内外の調達リスクを地図上にリアルタイムに可視化 「Spectee SCR」が機能拡充
Specteeは、自社とサプライヤーに関連するサプライチェーンリスク情報の自動収集、見える化を行う製品「Spectee SCR」の機能強化について発表した。 - 日立が新たなSCMプラットフォームを展開、TWX-21の8万5000社の取引データを基に
日立製作所は、サプライヤーの管理やサプライチェーンリスクの可視化が可能なサービスを備えるサプライチェーンデータ活用プラットフォーム「TWX-21 サプライチェーンプラットフォーム(TWX-21 SCPF)」を発売する。 - 目指すは“グローバルOne調達” オリンパスが加速させるSCM組織の改革
オリンパスは同社が設置している「CMSO」に関する記者説明会を都内で開催した。 - 三井化学が情報管理の高度化を目指して調達プラットフォームを構築
三井化学は、サプライチェーン情報管理の高度化と効率化を図るための調達プラットフォームを構築する。2025年1月を目途にプラットフォームを構築し、各管理機能を実装する予定だ。