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パナソニックが表参道を舞台に“未来を共創する”2つのデザイン展を同時開催デザインの力(4/5 ページ)

パナソニック デザイン本部は日本最大級のデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO 2024」に参加し、東京・表参道にあるPanasonic Beauty OMOTESANDOで企画展「Aspect」を開催。併せて、FUTURE LIFE FACTORYのこれまでの歩みを紹介する「FLF EXHIBITION #00 ARCHIVE - 2024」を開催し、さまざまなプロトタイプなどを披露した。

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9.OTODENWA

 音を漏らさない音声入力デバイス「OTODENWA」。Shiftallが「mutalk」として商品化している。当初はオフィス外(山や川などの好きな場所)で仕事をしている際に、機密情報を第三者に聞かれてしまうことを防ぐために開発されたが、その後、メタバースブームが到来したことで、“メタバース対応防音マスク”として話題となった。

音を漏らさない音声入力デバイス「OTODENWA」
音を漏らさない音声入力デバイス「OTODENWA」[クリックで拡大]

関連リンク:

⇒ OTODENWA


10.WEAR SPACE

 パーソナル空間を着るウェアラブルデバイス「WEAR SPACE」。こちらもShiftallとの共同プロジェクトとして商品化を果たしている。順番的にはmutalk(OTODENWA)よりもこちらの方が先に商品化している。

パーソナル空間を着るウェアラブルデバイス「WEAR SPACE」
パーソナル空間を着るウェアラブルデバイス「WEAR SPACE」[クリックで拡大]

関連リンク:

⇒ WEAR SPACE


11.FUTURE PROTOTYPING

 FUTURE PROTOTYPING(未完成の未来/未完成のプロトタイピング)として提案する音と振動による食感拡張デバイス「TEXTURE」。病気などで流動食しか食べられない人でも食べ物を噛んで食べているような感覚になれることを目指して開発されたもの。デバイスを頬に当てて口をもぐもぐと動かすと咀嚼(そしゃく)音と振動が伝わってくる。

「FUTURE PROTOTYPING」のうちの1つ、音と振動による食感拡張デバイス「TEXTURE」
「FUTURE PROTOTYPING」のうちの1つ、音と振動による食感拡張デバイス「TEXTURE」[クリックで拡大]

関連リンク:

⇒ TEXTURE


12.HAPTIC PUZZLE

 触覚の発達を促す知育玩具「HAPTIC PUZZLE」。パズルの各ピースが半透明の柔らかいシリコンキューブの中に閉じ込められており、触りながら形状を想像して立体パズルを完成させる。

触覚の発達を促す知育玩具「HAPTIC PUZZLE」
触覚の発達を促す知育玩具「HAPTIC PUZZLE」[クリックで拡大]

関連リンク:

⇒ HAPTIC PUZZLE


13.Future Life with Noasobi

 アウトドアブランドのスノーピークとの共同プロジェクト「Future Life with Noasobi」。「OMOIDASU」は石を置くと、その石を拾った場所で聞いた川の音などを再生してくれるオーディオ。「YURAGU」は外に置いたデバイスに風が当たると、その“ゆらぎ”を室内に置いた照明に伝え、外の環境の雰囲気を感じられるというもの。「KANADERU」は拾ってきた枝や木の実、花や葉などを置くと音楽を奏でてくれる電子楽器。「SODATSU」はキノコの菌糸を育てて構造物などに代用するコンセプト。「MEGURU」は月の方向を常に指し示してくれるデバイスだ。

OMOIDASUYURAGU (左)石を置くと、その石を拾った場所で聞いた川の音などを再生してくれるオーディオ「OMOIDASU」/(右)外に置いたデバイスに風が当たると、その“ゆらぎ”を室内に置いた照明に伝え、外の環境の雰囲気を感じられる「YURAGU」[クリックで拡大]
KANADERUSODATSUMEGURU (左)拾ってきた枝や木の実、花や葉などを置くと音楽を奏でてくれる電子楽器「KANADERU」/(中央)キノコの菌糸を育てて構造物などに代用するコンセプト「SODATSU」/(右)月の方向を常に指し示してくれるデバイス「MEGURU」[クリックで拡大]

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