この記事は、2024年10月7日発行の「日刊MONOist」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
製造業向けメディアに長く勤めていると、さまざまな企業の本社や創業地などに伺う機会が多くあります。長い歴史がある企業であればあるほど「創業者の思い」のようなものを示した施設やモニュメントなどで、独自の“色”が感じられます。
先日、パナソニック ホールディングスの本社に伺う機会があったのですが、中庭に1人の立像を10人の胸像が囲む特徴的な建設物がありました。聞いてみると、これはパナソニックグループの創業者である松下幸之助氏(以下氏名は敬称略)が尊敬する11人の先覚者たちの銅像で、1967年に建立されたものだそうです。
この11人ですが、皆さんはどんな人が入っていると思いますか。
関連記事
- ばくちはしない、「5つの顔」持つ希代の経営者の歩みを知る
大阪で人気の観光スポットの1つのようです。 - パナソニックが新体制で進める原点回帰、スローガンに込めた創業者の90年前の思い
パナソニックグループは2022年4月1日から事業会社制(持ち株会社制)へと移行し、新たな中期経営計画を発表した。これらの新体制への移行を進め、CEO就任から1年がたったパナソニック ホールディングス 代表取締役 社長執行役員 グループCEOの楠見雄規氏が報道陣の合同インタビューに応じ、これまでの取り組みの手応えと新スローガンの狙い、中期経営計画のポイントなどについて語った。 - 「失われたものを取り戻す」パナソニック楠見新社長が求めるトヨタ式現場力
2021年4月にパナソニックのCEOに就任し、同年6月に代表取締役 社長執行役員となった楠見雄規氏が報道陣の合同インタビューに応じ、事業会社制の狙いや2年間のオペレーション力強化への取り組み、パナソニックの強みなどについて説明した。 - 次世代の「水道哲学」に挑戦、パナソニックHDが技術未来ビジョンを発表
パナソニック ホールディングスは、約10年ぶりに長期の技術開発の方向性を定めた「技術未来ビジョン」を発表した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.