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生成AIによるPLC制御プログラム自動生成、シュナイダーが2025年初頭にも提供へハノーバーメッセ2024(3/3 ページ)

Schneider Electricは、世界最大級の産業見本市「ハノーバーメッセ(HANNOVER MESSE) 2024」において、生成AI(人工知能)を活用した、PLCなどの制御プログラム開発を支援するシステムのデモを公開した。ユーザーが自然言語で作成したいコードを伝えると、システムがコードを自動生成、考慮すべき点や参照ドキュメントなども提示する。

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スカラロボットも初展示、各種ロボットを同一コントローラーで制御可能

 また会場では、リニア搬送システムやパラレルリンクロボット、協働ロボットに加え、2024年第3四半期にリリース予定というスカラロボットも初めて展示していた。

展示していたスカラロボットのデモ[クリックで拡大]
展示していたスカラロボットのデモ[クリックで拡大]

 同社のロボット系製品の最大の特長といえるのが、全て1つのコントローラーで制御が可能という点だ。

 説明担当者は、「今回、新たにスカラロボットも加わり、協働型ではない多関節ロボット以外はほぼそろった形だ。当社のロボット系は全て同一コントローラーで制御可能のため、プログラムが容易だ。また、ライブラリも含めてソフトウェアのさまざまなソリューションを共通化できるのも大きなメリットだ」と語っていた。

ロボットのデモの様子。[クリックで再生]

 この他、会場では、クラウドベースのインダストリアルインテリジェントプラットフォーム「CONNECT(コネクト)」も紹介していた。シュナイダーは2023年にはAVEVAを買収。この他にもさまざまなソフトウェアメーカーを統合しつつ成長してきたが、説明担当者は、「それぞれの会社でよく似たことをやっている場合もあった」と説明。「CONNECTはこれらを全て統合した、データを一元管理するためのプラットフォームだ」(説明担当者)という。シュナイダーは、2024年5月29日に日本で提供を開始している。

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