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グリーンアルミを100%使用したアルミホイルを発売:脱炭素
東洋アルミエコープロダクツは、グリーンアルミを100%使用した「抗菌サンホイル 16m」を2024年7月10日にECサイトのアスクルで先行発売する。
東洋アルミエコープロダクツは2024年7月12日、グリーンアルミを100%使用した「抗菌サンホイル 16m」を同月10日にECサイトのアスクルで先行発売すると発表した。
グリーンアルミとは?
グリーンアルミはCO2の排出量が少ない再生可能エネルギー(水力、風力、太陽光など)を活用して製造されたアルミニウムを指す。抗菌サンホイル 16mは、家庭用アルミホイルブランドとして国内で初めてグリーンアルミを使用したもの(同社調べ)で、これにより同社はCO2排出量の削減に取り組む。
サンホイル16mの場合、原材料の調達から製造で通常のアルミを利用した場合に1本当たりのCO2排出量は2.09kgとなる。一方、グリーンアルミに置き換えることで1本当たりのCO2排出量は1.48kgとなり、CO2排出量を約30%減らせる。
デザインの特徴
今回の抗菌サンホイル 16mでは、アスクルの「エシカルな商品開発」コンセプトを取り入れた新しいパッケージデザインを採用している。このパッケージは、伝統的なシルバーカラーを基調としながら、ボタニカルパターンを採用することで、東洋アルミエコープロダクツの環境への取り組みを表現している。
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