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プッチンプリンの販売遅延が示す「2025年の崖」の影響日刊MONOist月曜版 編集後記

同様の問題に今後多くの製造業が直面するかもしれません。

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 この記事は、2024年5月13日発行の「日刊MONOist」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

 スーパーマーケットなどから江崎グリコの「プッチンプリン」などチルド商品(冷蔵品)が姿を消したことが話題になっています。特にその要因が、工場や生産の問題などではなく、基幹システムの移行に失敗したことだという点に注目が集まっています。

 江崎グリコでは、切り替えた基幹システムの障害により、江崎グリコのチルド商品、キリンビバレッジからの受託チルド商品の出荷を停止しています。システム障害の原因については特定でき、2024年5月中旬の出荷再開を目指して復旧作業を進めていましたが、対応が遅れています。チルド商品は厳密な温度管理が必要である他、消費期限も限られていることから、これらの問題の根本的解決に向けて対応を進めており、出荷再開はずれ込む見込みだとしています。

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