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コラム

リチウムイオン電池の爆発について考える、危険視される乗り物とは素材/化学メルマガ 編集後記

神戸大学 数理データサイエンスセンター教授の木村建次郎氏に行ったインタビュー記事で紹介しきれなかった内容を取り上げています。不良品のリチウムイオン電池の危険性やリチウムイオン電池が搭載されるモノで今後安全性が心配される製品について触れています。

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 この記事は、2024年2月26日発行の「素材/化学 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


 最近は暖かい日が増え過ごしやすくなってきましたね。読者のみなさんはどうでしょうか。私はスギ花粉の飛散が2024年2月9日にスタートしくしゃみが止まらない日々が続いています。そんな日々の中で、花粉症対策でマスクをして電車に乗り込み取材先に向かっていると、乗客の大半がスマートフォンに夢中になっている姿を目にします。

 その姿を見ていると思うのです。乗客が使用しているスマートフォンに搭載されているリチウムイオン電池は安全なのかな〜と。なぜかというと、私は、リチウムイオン電池の不良品を見抜ける「電流経路可視化装置」と「蓄電池非破壊電流密度分布映像化装置」を開発した神戸大学 数理データサイエンスセンター教授の木村建次郎氏にインタビューを行い、不良品のリチウムイオン電池の危険性について聞いていたからです。

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