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コラム

なぜトヨタ系企業でばかり品質不正が見つかるのか日刊MONOist月曜版 編集後記

重要なのは品質不正が起こりようがない体制を作ること。

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 この記事は、2024年2月5日発行の「日刊MONOist」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

 2024年に入ってからも製造業の品質不正の発覚が相次いでいます。2024年1月29日には豊田自動織機が従来公表していたフォークリフトや建設機械用のエンジンに加え自動車エンジンでも認証における法規違反があったことを公表しました。これを受けて同エンジンを採用しているトヨタ自動車などが採用車種の出荷を一時停止する事態となっています。

 それにしても、ここ数年、トヨタ自動車に関連する企業で品質不正が相次いでいます。2023年12月にはダイハツ工業において64車種とエンジン3機種で型式認証の試験での不正行為が確認されました。また、2022年には日野自動車のエンジン認証に関する不正が明らかとなっています。なぜトヨタ系企業でなぜこれだけ品質不正が相次いで見つかっているのでしょうか。

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