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SDV向けにモデルベース開発用時系列データ自動テストソフトの最新版を提供:車載ソフトウェア
日立ソリューションズは、ソフトウェア定義型自動車に向けたモデルベース開発用のテスト工程を効率化する「時系列データ自動テストソフトウェア」の最新版の提供を開始した。MILS、SILSに加え、HILS環境のテストにも対応した。
日立ソリューションズは2024年1月11日、ソフトウェア定義型自動車(SDV)に向けたモデルベース開発用のテスト工程を効率化する「時系列データ自動テストソフトウェア」の最新版の提供を開始した。Windows 10の64ビット版と32ビット版に対応する。
同ソリューションは、MILS(Model In the Loop Simulation)やSILS(Software in the Loop Simulation)環境でのテスト結果を既存のテスト結果と自動比較し、テスト工程の工数削減と品質向上を可能とする。最新版では、HILS(Hardware in the Loop Simulation)環境のテストにも対応。加速度や車速、トルクなどの時系列データの理想値とテスト結果を相関係数と許容誤差を用いて自動比較できる。
また、HILS環境に対応したことで、HILSや実車で検証したテスト結果と、新開発するモデルのテスト結果を自動で比較し、品質劣化の確認や対象モデルの継続的な改善が可能になった。同ソフトウェアを開発の上流工程で使用すれば、設計工程における問題点やリスクを早期に摘出し、さらなる工数削減と品質向上が期待できる。
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