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室外から確認可能なワイヤレスCO2濃度計を一般向けに発売医療機器ニュース

ユニ電子は、二酸化炭素(CO2)濃度や温度、湿度などの個室の室内環境を室外から確認できるワイヤレスセンサー「Canary+」を一般向けに発売する。部屋の換気する際の明確な指標として利用できる。

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 ユニ電子は2023年12月12日、二酸化炭素(CO2)濃度や温度、湿度などの個室の室内環境を、室外から確認できるワイヤレスセンサー「Canary+(カナリープラス)」を一般向けに発売すると発表した。感染対策などにおいて、室内の涼しさや暖かさを維持しながら部屋の換気をする際の明確な指標として利用できる。

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「Canary+」とスマートフォンアプリの画面イメージ[クリックで拡大] 出所:ユニ電子

 測定した室内環境のデータは、無料のスマートフォンアプリで確認できる。多くの場面で利用できるように、大きさ約66×68×23mm、重量約50gと、小型化、軽量化している。通信半径は約10mだ。

 搭載センサーの仕様は、二酸化炭素濃度が0〜4万ppm、温度が−10〜+60℃、湿度が0〜100%、測定間隔は5秒となっている。

 2023年12月20日〜2024年3月28日までは、特別価格の9000円(税別)で提供する。ホテルや介護施設、医療機関、教育機関など幅広い施設での普及を目指している。

 同社は、2017年から高性能二酸化炭素濃度計の開発、販売を手掛けている。Canary+はこれまで、室内環境の遠隔モニタリングサービスを提供するシステムインテグレーター向けに販売されていた。

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