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アウディとポルシェのEVがリコール、シーラントの塗布量が不足電動化

フォルクスワーゲングループジャパンとポルシェジャパンは国土交通省にリコールを届け出た。対象となるのはアウディの「e-tron GT」とポルシェの「タイカン」で、どちらも電気自動車だ。

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 フォルクスワーゲングループジャパンとポルシェジャパンは2023年11月30日、国土交通省にリコールを届け出た。対象となるのはアウディの「e-tron GT」とポルシェの「タイカン」で、どちらも電気自動車(EV)だ。

 両モデルの駆動用バッテリーは製造工程でのシーラント塗布量が不十分なため、バッテリーの密閉性が不完全なものがあるという。バッテリーに水分が浸入するとバッテリーの絶縁抵抗が低下してアーク放電が発生、最悪の場合は熱によるバッテリー異常が発生し、火災に至るおそれがあるとしている。

 全車両を対象に駆動用バッテリーのシーリングの密閉性試験を行い、必要な場合はバッテリーを対策品と交換する。

 リコール対象となるタイカンは、2021年9月14日〜2023年10月18日までに輸入された合計353台。e-tron GTは2022年11月22日〜2023年6月20日に輸入された合計245台だ。不具合は本国からの情報提供で見つかった。日本で不具合は発生していない。

タイカン(左)やe-tron GT(右)の改善箇所[クリックで拡大] 出所:国土交通省

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