この記事は、2023年11月6日発行の「日刊MONOist」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
11月5日まで開催された「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」が閉幕しました。MONOistでも特集ページを展開しさまざまな記事を公開してきましたが、4年ぶりの開催であることや久しぶりの業界関係者のリアル会場での制限なしの交流の場ということもあり、会場は大いに盛り上がりを見せていました。筆者も数日ですが会場を回り、リアルで実際にモノや人に触れる意味を体感しました。実際にモノを自由に見たり触れたりできることで、より出展企業の本気度のようなものを身近に受け止められるような気がします。その中で特に強い印象に残ったのが、THKが新たに独自開発したEVプロトタイプ「LSR-05」です。
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