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プロテリアルの金属3D造形試作支援サイトが新たなアルミニウム合金粉末の扱い開始:金属3Dプリンタ
プロテリアルは、金属3D造形試作支援サイト「Addurn」が、新たなアルミニウム合金粉末の取り扱いを開始したと発表した。高い熱伝導率と優れた耐食性を備える同材料を用いて製作した場合の概算見積もりの提供を開始した。
プロテリアルは2023年7月20日、金属3D造形試作支援Webサイト「Addurn(アダーン)」が、アルミニウム合金粉末「SPHERALLOY(スフェラロイ) TCFE1Z」の造形体の取り扱いを開始したと発表した。Addurnを通じ、同材料を用いて顧客が設計した形状で製作した場合の概算見積もりを提供する。
金属3D造形は、金属加工では困難な複雑形状の造形が可能なことから、注目が高まっている。同社が管理、運営するAddurnを通じて総合的なソリューションを提供しており、自社製品以外にも高機能な材質のラインアップを拡大中だ。
東洋アルミニウムと日本軽金属グループが共同開発したSPHERALLOY TCFE1Zは、高い熱伝導率と優れた耐食性を備える。デバイス冷却用放熱フィンやヒートシンクなど、次世代軽量熱交換器用の特殊形状をした放熱部品を造形するため、特別に設計された合金となる。また、本材質は優れた耐食性も有する。
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