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ダイキンが関東に初の空調生産拠点、茨城県に200億円投資して2027年にも稼働工場ニュース

ダイキン工業が茨城県つくばみらい市に関東初の生産拠点を建設する。

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 ダイキン工業は2023年8月2日、新工場建設に向けて茨城県つくばみらい市に土地を取得することを決定したと発表した。投資金額は約200億円で、敷地面積は約9万8000m2。2027年から2028年にかけてルームエアコンの生産を開始する予定で、同社空調機では初の関東における生産拠点となる。


圏央道インターパーク つくばみらいに建設する工場の完成イメージ[クリックで拡大]出所:ダイキン工業

 ダイキン工業では世界約90カ所で空調機や関連部品を生産しており、これまで国内では堺製作所(大阪府堺市)、淀川製作所(同摂津市)、滋賀製作所(滋賀県草津市)と、創業の地である大阪を中心とした関西圏に集中していた。一極集中による自然災害などのリスクも分散する。

 今回の生産拠点新設について同社では、国外の生産を国内に移す国内回帰ではなく、純粋な「国内生産の強化」と位置付けている。国内市場は安定的な需要が見込まれており、市場の大きな関東エリアへの商品供給について中長期的な視点から検討したという。需要変動に応じたタイムリーな製品供給や、輸送費の高騰、ドライバー不足といった長距離輸送の課題にも対応できると見る。

 近年は、AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)を駆使した新たな生産技術が登場しているが、国内の既存工場は生産能力の上限に近いレベルで生産を続けており、物理的にも拡張余地が乏しい。新拠点の設立により、国内の生産能力に余力を持たせ、拠点間の機能を再編し、供給力の増加と最先端技術の実証実験を両立させる。

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