日々の個人業務情報を収集、ウイングアーク１ｓｔのデータ管理サービスが機能強化：製造ITニュース

ウイングアーク１ｓｔは、同社のデータマネジメントサービス「Dataring」に、スモールデータを収集して分析精度を高める機能「Dataring SmallData Manager」を追加した。

[MONOist]

　ウイングアーク１ｓｔは2023年5月30日、同社のデータマネジメントサービス「Dataring（データリング）」に、スモールデータを収集して分析精度を高める機能「Dataring SmallData Manager」を追加し、提供を開始した。価格は、最小構成となるDataring SmallData ManagerおよびDataring Databaseで月額25万円から（税別、初期費用除く）となる。

　スモールデータは日々の個人業務から発生するもので、Excelデータなどの形式で保管する、システム化されてないデジタルデータを指す。新機能のDataring SmallData Managerは、Dataringの分析基盤に導入することで、そうしたスモールデータの収集プロセスを簡易化。バリデーション処理やクレンジング処理を自動実行し、データ整備作業も簡易化する。

「Dataring SmallData Manager」の位置づけ 出所：ウイングアーク１ｓｔ

　具体的には、データ提供者がブラウザ上からExcelやCSV形式のファイルをアップロードできる機能を提供。データ管理者が設定した定義に沿ったインポート処理後、その実行結果を確認できる。また、バリデーションチェックやデータクレンジング処理、データベースへのインポート設定をノンプログラミングで実施する「データパイプライン構築設定」の機能を提供する。

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