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トヨタはケンタッキー州でEV生産、電池工場には21億ドルの追加投資:電動化
トヨタ自動車は2025年からEVを生産する米国工場と、電池工場への追加投資を決定したと発表した。
トヨタ自動車は2023年6月1日、2025年からEV(電気自動車)を生産する米国工場と、電池工場への追加投資を決定したと発表した。同社が米国でEVを生産するのは初めて。
EVの生産は、トヨタ モーター マニュファクチャリング ケンタッキーで行う。生産するのは3列シートSUVのEVで、現在建設中のトヨタ バッテリー マニュファクチュアリング ノースカロライナで生産するバッテリーを搭載する。バッテリーの生産は2025年から開始予定だ。
また、トヨタ バッテリー マニュファクチュアリング ノースカロライナには追加で21億ドル(約2940億円)を投資し、インフラ整備を進める。トヨタ バッテリー マニュファクチュアリング ノースカロライナへの総投資額は59億ドル(約8270億円)に上る。
トヨタ自動車では、EVを2026年までに新規で10車種導入し、年間150万台の販売を目指す。
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