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スバルは2028年に40万台のEV生産能力、2026年末まで3車種追加電動化(1/2 ページ)

SUBARU(スバル)は2023年3月期の決算を発表した。

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 SUBARU(スバル)は2023年5月11日、2023年3月期(2022年度)の決算を発表した。

 売上収益(売上高)は前年度比37.5%増の3兆7745億円、営業利益は同195.7%増の2675億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同186.3%増の2004億円で増収増益だった。原材料費高騰の影響を大きく受けたが、米国を中心に販売が堅調に推移し、円安のプラス影響が加わって営業利益が増加した。


2022年度の業績[クリックで拡大] 出所:スバル

 生産台数は前年度比20.3%増の87.4万台。半導体を中心に部品供給に課題があったものの、柔軟な生産計画の調整で前年を上回った。連結販売台数は同16.1%増の85.2万台だった。主力市場の北米は前年度比14.3%増の63.5万台で好調だった。なお、生産台数と連結販売台数は直近の計画値を下回った。


2022年度の販売台数[クリックで拡大] 出所:スバル

2022年度の営業利益

 2022年度の営業利益は、為替が円安で推移したことと、売り上げ構成の改善が増益に大きく寄与した。前年度から為替影響で2226億円、台数差で923億円、価格構成差で958億円のプラスとなった。ただ、原材料価格やエネルギー価格の高騰が原価低減を大きく上回り1200億円のマイナス要因となった他、製造固定費や販管費など諸経費も776億円増加した。米国向けの販売奨励金は前年度の1台あたり700ドルから900ドルに増加し、総額としては205億円増となった。


2022年度の営業利益の増減要因[クリックで拡大] 出所:スバル
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