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品質不正を根治するため必要な「問題を明るみに出す人」日刊MONOist月曜版 編集後記

誰が猫の首に鈴をつけるのか。

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 この記事は、2023年5月29日発行の「日刊MONOist」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

 製造業の品質不正問題がとどまることなく続いています。2023年4月にはダイハツ工業の側面衝突試験における不正が発覚した他、5月にはポール側面衝突試験での不正も発覚し、品質への信頼が揺らいでいます。さらに、2023年5月19日には2021年に不正が発覚した日立アステモの検査不正に関する調査結果が発表され、不適切な検査方法が40年以上続いてきたことが明らかになりました。

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