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超純水や水の流量を正確に測定、乱流や泡などによる状態変化を信号強度で監視:FAニュース
ifm efectorは超音波流体センサー「SU Puresonic」を2023年4月に発売すると発表した。価格は8万4200〜10万500円(税別)となっている。2024年までに2000個の販売を目指す。
ifm efectorは2023年4月11日、超音波流体センサー「SU Puresonic」を同月に発売すると発表した。価格は8万4200〜10万500円(税別)となっている。2024年までに2000個の販売を目指す。
SU Puresonicは超音波技術により最大毎分1000l(リットル)の流量を高精度で検出する。逆浸透プラントで生成される導電率の低い超純水でも流量測定が可能だ。
Namur NE107準拠のセンサーは動作ステータスをLEDで表示する。品質とメンテナンスのインジケーターとして使用できる信号強度も常時検出。乱流、泡、沈殿物などの影響による状態変化を信号強度で監視し、本体のLED表示またはスイッチング出力で状態を知らせる。
測定パイプはステンレス製で、測定素子、シール、可動部品が付いていない。そのためインペラやタービンなどの流体機械システムへ損傷を与えたり、漏れや詰まりを起こす心配がなく、部品の凹凸による圧力損失もない。
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