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受光波形モニターをセンサー本体で表示できるレーザー変位センサー:FAニュース
オプテックス・エフエーは、受光波形表示用の有機ELディスプレイを搭載したレーザー変位センサー「CD2H」シリーズを発表した。センサー本体で受光状態を簡単に確認でき、短時間で最適な設置角度や感度調整が可能になる。
オプテックス・エフエーは2021年12月20日、受光波形表示用の有機ELディスプレイを搭載したオールインワンレーザー変位センサー「CD2H」シリーズを発表した。標準価格は9万8000円(税別)で、2022年1月から販売を開始する。年間1万2000台の販売を目指す。
CD2Hシリーズは、視認性に優れた有機ELディスプレイを搭載しており、センサー本体でレーザー光の受光波形をモニタリングできる。従来のセンサーのように、専用ソフトウェアや別売りのコントローラーを使うことなく、受光状態を現場で確認し、短時間で最適な設置角度や感度調整が可能になる。
測定値の表示は3種類の切り替えができ、内部温度や動作時間など多様な表示が可能だ。7つの表示言語に対応する。
超高感度イメージセンサーATMOSにより、さまざまな材質において安定した測定ができる。サンプリング周期は従来比3.8倍高速の133.3マイクロ秒、分解能は0.1μm(30mmタイプ)など、優れた性能を備える。
測定範囲が10mm、20mm、350mm、500mm、1000mmの5種類を用意しており、ワークの種類が多い場合でも段取り替えの手間を省ける。また、デジタル信号で上位のネットワークに接続する通信技術「IO-Link」に対応し、センサーレベルで生産現場の各種データを交換可能になるため、工場のスマート化にも寄与する。
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