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Dynabook、画像認識AIを活用した作業品質改善ソリューションを2種類発表:製造ITニュース
Dynabookは、画像認識AIを利用した作業品質改善ソリューションとして、製造業向けに「AI 不適合品検査システム」「AI 作業者動作検知システム」を発表した。
Dynabookは2023年2月13日、画像認識AI(人工知能)を利用した作業品質改善ソリューションとして、製造業向けに「AI 不適合品検査システム」を同年4月より提供開始すると発表した。また、作業ミスを検知する「AI 作業者動作検知システム」も発売予定だ。
AI 不適合品検査システムは、画像認識AIを活用して、作業品質を改善するソリューション。ディープラーニングでモデルを作成してエッジPCに搭載し、不適合箇所を設定した基準から自動的に判定する。
判定後は、確認対象が良品の場合は緑枠で表示。不適合部分は、赤枠で示す。検査対象はリストで表示され、カーソルを持っていくと対象を拡大表示する。同社のPC製造工場で稼働しており、自社内の実績では、作業員による目視と比べておよそ半分の時間で判定できた。
また、AI 作業者動作検知システムは、ディープラーニングで作成したモデルと作業手順をエッジPCに搭載し、作業者の手元作業の動画から作業ミスをリアルタイムで検知する。作業忘れを検知することで、後戻り作業を削減できる。自社実績では、導入後に生産効率が約5%向上。撮影した動画は、新人教育にも活用できる。
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